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短期アルバイト

荷物の仕分け作業(年末の臨時バイト)

このバイトは年末だけ毎年の様に発生していました。但し2020年と2021年の年末は、コロナ禍の為か仕事の依頼が有りませんでした。

初めてこのバイトに入ったのは、もう12年位前だったと記憶しています。
無料求人誌でこの求人情報を見つけました。
勤務場所:某空港近くの冷蔵倉庫(チルドの食品がメイン)。防寒着貸与。
時給 ¥1,200+深夜割増金別途
勤務時間帯 18時~作業終了迄(深夜1時~2時頃)
交通費:無し 但し、帰りは自宅迄タクシーで帰宅(タクシー券支給にて)

条件はざっとこんな感じだったと記憶しています。
日勤の募集もありましたが、私は上記の夜勤帯にて勤務しました。
業務内容はざっと下記のようでした。

① トラックが空港で到着したコンテナ(飛行機に搭載されてくる)を積んで倉庫に来る。
② フォークリフトが我々の作業するフロア迄運んで来る。
③ そのコンテナ(航空貨物)が載った台車を我々仕分け作業員が取りに行く。
④ コンテナは1Fに到着。しかし仕分けする作業場は2Fに有る為、その台車を引っ張って2Fまで移動しなくてはならない。移動するには4人がかりで動かします。(それ程重たい)
⑤ 2Fに運んで仕分け作業。
⑥ 各地域に仕分けしたコンビ(カゴ車ともいいます)をトラックが積み込む時間になると、2Fから1Fに下ろします。
※)我々作業員は③からの作業を行います。

このバイトは、始めてから最初の4シーズン目頃迄はかなりオイシイバイトでした。
荷物の到着にはどうしても空き時間が発生します。
飛行機が運んでくる荷物に対しての作業なので、1晩かけて何度か飛行機が分けて荷物を運んでくる為、1つの便の荷物を捌くと、次の便まで時間が空きます。その時間は待機になり、冷蔵倉庫(仕分け場)は寒いので、そこから休憩室に行って待っていて良いとの指示でした。
私は2008年~2011年の4シーズン(4回)は、このバイトに週2回のシフトで入っていました。
その頃は、普段週4日夜勤のレギュラーワークをしていました。(契約社員にて)
その公休日にこちらの仕分けバイトに入っていました。

荷物は食品ばかり。明太子が福岡から、ゴーヤが沖縄から、ブリが北陸(富山県と石川県)より、そして蟹が福井県から、イクラと新巻き鮭が北海道からと、各地の高級海鮮品がメインに毎晩運ばれてきました。
関東ではお正月にブリを食べる習慣は、あまりないと思います。しかし、北陸方面ではブリはお正月に必須の縁起物のようです。
一番の繁忙期では、1晩にコンテナが60個位到着しました。それを7人~8人で仕分けをしました。
作業員は私以外には4人~5人はベテランで毎年来ている様子でした。私ともう2人位が初めての”新人”みたいなメンバー構成だったかと覚えています。

仕事は宛名のラベルが小さくて見えにくいなと思いましたが、それ以外は難なくこなせました。
忙しくなると冷蔵倉庫の中でも汗をかく程動き回りました。
待機時間も程良く合間に発生して、中々ラクに仕事ができました。
強いて言えば、帰りのタクシーですかね。相乗りで1台に3人から4人で乗車します。
自宅の方向が近い人同士で帰るのですが、私は比較的遠い場所から通っていました。
そうなると、同乗者を全員送ってから最後は1人で、自宅迄乗車していきます。
道が混むと乗車した時から1時間以上経過して自宅に着くことも度々ありました。年末は道路工事がアチコチで有り、思わぬ所で渋滞が発生した事も有りました。
それでも毎年期間中は10回位勤務して、毎年10万位は稼げました。
しかも週払いをしてくれたので、大変助かりました。
2019年の冬を最後に、この作業には入っていません。(派遣会社からお誘いのメールが来ていません)
もしかしたら、超常連の方々には連絡がいっているのかもしれないです。
以前よりか人数を制限して作業しているのかもしれません。
それはそれで仕方ナイと諦めています。
ダブルワークOKの職場なので、又発生しましたら是非行ってみたいと、今でも思っています。

 

作成者: つ―ぽん

40歳を目前に、非正規雇用労働者として生きていくことを決意した男。
体験した職業の数は、50を超える。(正社員と非正規雇用を含め)
現在は、アルバイトでWワークをしながら、生計を立てています。
妻と二人で神奈川県の片隅に、ひっそりと暮らすアラ漢(60近いオトコ)です。