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お中元短期アルバイト

PCを使った作業(その5)

このお中元バイトも1ヶ月を乗り切った。相変わらず石塚氏の”正体”(過去の職業経歴など)は不明ではあった。

ストーリーその4では、印刷したラベルを置くべき場所に置かずに、大変慌てたことを記した。
その対策として、既に印刷済のラベルを専用の収納箱に入れておくと、間違わないからと石塚氏から教わった。
「なんだ、こんな便利な物があるんだな。さすが、大手百貨店の物流倉庫は違うな」と思った。
箱の側面には左右の二ヶ所に、 百貨店 のロゴがしっかり入っている。
コレ、パクりたいなと思った程。(さすがに、それはしませんでしたが。笑)

7月の第一週目の木曜日だった。朝起きて10分後位に右手に軽い痺れが走った。
そして痙攣が止まらない。呼吸も苦しくなってきた。
「ヤバい、脳梗塞か?!それとも心筋梗塞か!」と私は恐怖心でいっぱいになった。
様子を見ようと20分位じっとしていたが、一向に回復しない。
もうこれ以上はヤバいと決断して、妻に救急車を呼んでもらった。

救急車が到着した後に、車内に運び込まれた。しかし、中々私の緊急搬送先が見つからない。
コロナの影響で、どこの病院も受け入れ体制が塞がっていた。
30分位自宅前で救急車内で過ごした。ようやく受け入れ先の病院が決まった。
病院に搬送されると、CT撮影やMRIを行い検査をして頂いた。
結果としては異常無し。痙攣の原因は不明だった。

この様な時期なので、”ご丁寧”にPCR検査の”おマケ付き”。病院に搬送されてから、6時間近く病院から出れませんでした(T_T、)コロナ検査結果は無事陰性。
しかし、この日はお中元バイトと、午後からのレギュラーワークも休むハメに。
病院の精算も二万近くかかりました。(社会保険適用で)

私としては、とても”痛い”1日でした。

作成者: つ―ぽん

40歳を目前に、非正規雇用労働者として生きていくことを決意した男。
体験した職業の数は、50を超える。(正社員と非正規雇用を含め)
現在は、アルバイトでWワークをしながら、生計を立てています。
妻と二人で神奈川県の片隅に、ひっそりと暮らすアラ漢(60近いオトコ)です。